不眠症とは?
睡眠障害の主訴である不眠症は、様々要因から引き起されます。
不眠症は、精神的要因、身体的要因、内科あるいは精神科の疾病的要因があります。
ちょっとした悩みや心配事で寝つけない、旅行に行ったりベッドが変ることで寝つけない、というのは短期的な不眠で、一過性不眠といいます。だいたい1〜3週間程度不眠が持続します。
こうした短期的不眠は、その原因を取り除けば解決する場合がほとんどで、治療は必要ありません。
しかし、1ヶ月以上も不眠が続く場合は長期不眠といい、内科疾患やうつ病・精神分裂病、神経症などの精神疾患の自覚症状として現れる場合があります。そのため、不眠が長期間続くようであれば、専門医の診断を受ける必要があります。
不眠症は性格、体質、肥満とも関係がある
不眠症は、精神的なストレスによって引き起されることがあります。悩みやすいといった性格を持っている場合、精神的要因から不眠症になる場合があります。
喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質によって不眠症が引き起される場合もあります。寝つく時に、喘息の発作が起こることで、発作の記憶が定着してしまい、緊張から眠れなくなるということがあります。またアトピー性皮膚炎についても、入眠後に身体が痒くなり、深く眠れなくなるということがあります。
肥満によって喉に肉がつきすぎ、睡眠時に気道をふさぐことで睡眠時無呼吸症候群になることがあります。そのため、本人は寝てはいるけど、実際は睡眠が阻害されているために、日中に強い眠気を覚えることがあります。
生活環境による不眠症
勤務時間が交代制で、不規則な勤務時間を続けているうちに生体時計のバランスが崩れてしまい、不眠症になることがあります。
工場勤務で深夜の作業があったり、医療機関従事者などの夜勤、などがそれにあたります。
その場合は、睡眠薬を処方してもらうか、朝睡眠をとる時に部屋を暗くしたり、日光を浴びないなどの工夫が必要になります。
不眠症は、軽度のものから重度のものまであります。かならず気になったら専門の医師に相談するなど、早めに対処した方がいいでしょう。
不眠症は他の疾病の自覚症状に当たる場合がありますから、眠れないといつまでも悩んでいるよりは、早めに診断を受け、他の病気が隠れてないか調べましょう。